Windows10とBluetooth機器が突然つながらなくなったら
Windows Update後にありがちなこと。それは、周辺機器が正常に動作しなくなる、ということです。
Bluetoothデバイスもそのうちのひとつです。
今回は私のBluetooth接続のキーボードがWindows10 Pro ラップトップに接続できなくなり、そこから復帰するまでの手順をご紹介します。
キーボードは、FILCO Majestouch Convertible2 テンキーレスです。電池を交換後、ラップトップに接続できなくなりました。
デバイスの削除と追加
当該キーボードをBluetoothデバイスのリストからいったん削除し、もう一度追加しました。

しかし、デバイスを追加する段階で、PINの入力を求められます。これは別のキーボードを使って任意の数字4桁から8桁を入力し、後ほど、登録するキーボードで同じPINを入力させる仕組みです。しかし、同じPINを入力しても接続できませんでした。

キーボードの問題なのか、Windowsの問題なのかを切り分ける
Bluetoothヘッドフォンは問題なく接続できていましたが、問題の切り分けを行うため、あえてBluetoothデバイスのリストからいったん削除し、追加し直してみました。すると、キーボードと同じく接続できなくなりました。これでキーボードの問題ではなく、Windowsの問題だと切り分けができました。
インテルのBluetoothドライバーをアンインストールして再起動
デバイスマネージャーのBluetoothドライバーの項目を見ると、沢山ドライバーが並んでいます。どれが問題なのかさっぱり見当がつきません。

上のスクリーンショットは復帰後に撮ったものです。この時はキーボードの名前がありませんでした。
ここで目立つのが インテル(R) ワイヤレス Bluetooth(R) です。
以前、グラフィックドライバーの調子がおかしくなったとき、Intelのドライバーをアンインストールして再起動すると自動的に正常な状態でインストールされなおすというのを聞いて、その通りにしたら直った経験があったので、同じようなものかと思い、このインテル(R) ワイヤレス Bluetooth(R)を削除することにしました。そして再起動。
インテルのBluetoothドライバーをアンインストールして再起動
キーボードをBluetooth接続モードにし、BluetoothデバイスとしてWindowsに登録します。今回はコントロールパネルの[デバイスとプリンター] - [デバイスの追加]から行います。
リストにキーボードのアイコンが表示されてから選択しOKを押すと、やはりPINコードの入力を求められますここでは「パスコード」と表示されています。

PINは嫌だったので、下にある「または、パスコードを接続先のデバイスで入力して下さい」を選びました。
すると、パスコードが発行され画面に表示されます。おなじみの画面です。
最後に、例のキーボードからこのパスコードを入力し、無事接続ができました。